みなさんこんにちは!
今日は私がこのお仕事をするきっかけのひとつになった
20代のとき経験したフィリピンでの暮らしをお話します。
フィリピンでの生活のこと
わたしは短大卒業後、社会人として働いた後、
フィリピンで語学留学もかねてボランティアをしながら
暮らしていた時期がありました。
自然あふれる南の島は貧しい人も多く、その日食べるのも一苦労。
お金がなくて学校に通えなかったり、
屋根を直せなくて雨漏りしてる家もたくさんありました。
でも大人も子供も笑顔でいっぱい!
今の境遇を不幸せに思うでもなく、
お金がなくても、いかに楽しんで暮らすかに対しての
バイタリティーがすごかったように感じます。
ビンや缶はリサイクルしてお金にする人がいたり、
いらない服があっても誰かしら喜んでもらってくれたり…。
食べ残した残飯はアヒルや犬の餌にしたり、
土に埋めて畑の飼料をつくったり。
クリスマスにはサンタの格好をしたスイス人と、
中古のオモチャを寄せ集めて
バランガイ(村)の子たちに配ったのも覚えています。
日本で暮らしていた時に比べ、
不要になったモノも「ゴミ」としてでなく、
最後までなにか役割を果たす仕組みができていることに
深い感銘を受けた覚えがあります。
(その話を昭和5年生まれの叔母に話したら
「日本だって私が子供のころはそうだった」と言われましたが・・・)
天の川をみる
夜空に光り輝く星たち、降り注ぐ流れ星。
蛍の大群の光が木々で光り、森と空と、宇宙が繋がっている感覚でした。
私が知らなかった世界の片隅でこんなにも素晴らしく美しい世界があったんだと、
今でも目をつぶるとそのときの光景が浮かびます。
その後帰国した後、結婚、出産。
ちなみに帰国した理由は前述の叔母が危篤状態にあったからでした。
叔母の看取りが終わったらまた帰ろうと思っていたのにその時、
今の夫と出会い、トントン拍子で
結婚が決まり、フィリピンに戻り、(まさかの)アパートの退去をしました(^^;
向こうで仲良かった知人たちに一時帰国だと言って
帰ったわたしが結婚が決まり
そのまま日本に帰国すると言うので
びっくりされたのは言うまでもありません(笑)
我ながら計画性がなくて呆れますが、
叔母のおかげで日本に帰り、
こうして今の夫と出会えることができたので
不思議なご縁があったんじゃないかと、いまでは思っています。
実はこの話を
某メディア関係者の方にお話したら
「いつか書籍の依頼が来るよ」
なんて言ってくださったんですw
フィリピンの話だったら無限にあるし、
たしかに片付けとフィリピンがつながる人は
そうそういないので
もし、このブログをご覧になって興味がある方は
ぜひお話おまちしておりますw
フィリピンで出会った人たちにまた会いたいな。
みんなのおかげで、日本で「本当にモノを大切にする生き方」の
一片を伝えているよ。
およみくださりありがとうございました^^