

夏休みにバンクーバーに行ってまいりました。
とっても美しい国で、自然も、街も素晴らしい景色ばかり。人も優しくて治安も良く、食事も美味しくて良い写真がたくさん撮れました。


お天気がずっとよかった8月のブリティッシュコロンビア州。とはいえ気温は20度前後で、例年にしてはかなり涼しいらしく、一度大雨が降ったことがあって、この時期の雨は信じられないと言われました笑。
その後は24度前後に持ち直し。30度の予想がありましたが、そこまでないんじゃないか?
湿度がないし風もあるのでものすごく気持ちが良かったです。
日本に帰国したら35度を超える日が続いており、身体がついていけませんでした。



新鮮な野菜や果物も多く、生牡蠣も水道水も大丈夫でした。すごいなー、さすが先進国、衛生管理が徹底してる!
(個人の体験ですので渡航の際は自己責任でお願いします。)
アフターヌーンティも体験したり他にも美味しいもの、素敵な景色いっぱい見ました。^^
インスタグラムでゆっくりとカナダの旅を投稿していく予定ですので、お楽しみに〜〜♩


エアビー(民泊)も初体験。カナダの暮らしを実体験しました。
お家の中、すんごくおしゃれでセンス良くて、すっきり片付いている!これが一般的な家庭の暮らしらしく、驚愕。。
残念ですが、カナダでは整理収納の需要はないですね(涙)

ずっと行きたかった、Tim Horton!こちらではティミーとか言うらしい。
朝ごはんにカフェラテ?とドーナツを買いましたが、安くて美味しかったですよ〜。友達によると、好き嫌いが分かれるお店らしい。
どこに行っても店舗を見かけるチェーン店です。日本のドトール的な存在でしょうか。
オリジナルタンブラーがカッコよくて買うか最後まで悩みました。(すでに持ってるからね)


バンクーバーから1時間くらい?
日系人が住んでいるスティーブストンという港町にも行きました。

数の子を日本に輸出したり缶詰工場があったり19世紀後半にはたくさんの日本人移民が働いていたらしい。今は小さな観光地。私としては、当時の日本人がどんな港町に住んでいたのか興味があったので、大満足です。
バンクーバーに行って、面白いな、いいなと思ったこと

カナダの州政府はベンチは買わないそうで、個人の方が故人へのメッセージを記載して市に寄付するそうです。
家族も、天国の人も、利用者もこの椅子に座って目の前の景色を共にする気持ちになれました。

この日は金曜日の16時だったのですが、ハーバーには自家用クルーザーで過ごす人が。
ゆったりステイしていたり、海に向けて行き来していたり。
音楽を流して大型クルーズに大勢で楽しむ若者たちも(こちらはレンタルだそう?)。
金曜日の16時でしょ!?誰もオフィスにいないよ。みんな、夏を楽しみたいもん、なんて話を旅を案内してくれたお友達から聞きました。
確かに日本でも16時に終業したら平日でも余裕でこんなふうに長く遊べますね。(おまけにバンクーバーは20時前後まで明るい)
その代わり11月頃からは雨が多く、空もグレーなのでみんな1時間余計に働いているそう?
夏も始業を早くとっている人が多いらしく、別に生産性があれば8:00〜17:00きっかりに働かなくてもいいね。コロナ後の生活の影響もありテレワークも多いとのこと。
すごく合理的だし、仕事だからといって人生に我慢や制限をしすぎないんだな、自分の気持ちや家族との時間も大事にするんだと感じました。

公園ではランニングをする人、犬の散歩をする人、ゆっくり海を眺める人で幸せな光景に包まれておりました。
自転車専用レーンもあるので、自転車ユーザーも多いバンクーバー。
日本で子供と自転車をこいでいる時すごく怖い時があるけど、ドライバーや自転車、徒歩のひとたち個人の努力だけでなく、道路やシステムの仕組みも必要だなと感じます(白線が細すぎて車道にはみ出ててしまう道路ってありませんか?)
一説によると自転車に乗っている人は車や徒歩よりも持久力やスタミナがつき健康的で若返りに効果があるそうです。

みんなよく体を動かしている気がします。ヨガブランドのルルレモンもカナダ発。

上記は、スタンリーパークやイングリッシュベイなど。
この日は14キロウォーキングしたんですが、途中のビールが美味しいこと!
スタンリーパークで製造しているブルワリーですが、LGBTQ活動も積極的に行っていました。
その他、他のレストランやショップでもレインボーや「Pride」の言葉でダイバーシティの発信がたくさん。
先住民のことを忘れてはならないという「Less Forget」のステッカーを掲げている家庭もありました。
(カナダという名称は、イギリスの植民地から由来しており、1867年にイギリスの自治領として誕生しましたが、もともとの先住民たちがこの地で文化や社会を築いていました)

メキシコ料理屋で見たこのトイレ、いいですよねー!!!誰でもトイレ。
みんなが我慢せずありのままでいられるよう、お互いが努力と心がけを行っている。
ぱっと見アジア人?って思っても、カナダ生まれのカナダ人ということも大いにあります。
いろんな人がいるからみんながみんなで尊重しつつうまくやっていこうと言う風土がありました。

読まなくなった本はこんなふうにお譲りボックスがありました。ポスト型で凝っててかわいい。
日本に帰ってきて感じたこと
カナダから日本に帰ってきて、改めて思ったのは、日本人の素晴らしい特性です。
- Punctual(時間を守る)
- Polite(丁寧である)
- Responsible(責任感がある)
- Patient(我慢強い)
仕事においては本当に一生懸命で、真面目に取り組む姿勢が強いなと感じます。
でも一方で、仕事が終わったあとやプライベートの場面ではどうでしょう。
電車やバス、空港などで出会う人たちは、無口で無表情。笑顔で挨拶や会話を交わす姿はあまり多くありません。目を合わせずに言葉を交わすことも、とてもよくあります。
特に、日本人男性の表情の厳しさは空港に降り立った瞬間から強く感じました。
「みんな、どれだけの制限を抱えて生きているんだろう?」と考えずにはいられません。
そして思い当たったのが、子どもたちの学校生活です。
小学校には厳しいルールや校則があり、集団主義の中で 「言葉を発さない」「場を乱さない」 という習慣が自然と身についていきます。
それが大人になっても「表情を出さない」「本音を隠す」ことにつながっているのかもしれません。
自分の息子を含め、子どもたちがそんな環境で育つことは大丈夫なのだろうか―と心配になります。
「もっと働き方を見直してもいいのでは?(私はすでに実践してるがw)」と思うきっかけに。私自身にとっても、いろいろな気づきとなる出来事でした。

さて、9月は私立幼稚園協会の講演会が2本ございます。
各地域で保護者様に会えるのが今からとっても楽しみです。
講演のご依頼いただきました連合会会長、幼児教育センター長、
そして各地区の園長先生、会場施設の音響照明等の皆様、本当にありがとうございます。
ホール規模の講演会もおかげさまで4回目となりました。
今までは少し肩に力入りすぎちゃったかな?今回はバンクーバー帰りも加わって、なんだかナチュラルに、等身大で話したいなあという気持ちです。
最終打ち合わせもしっかりしましたよ〜


先生方の穏やかな人柄に触れて、すごくいい気持ちで臨めそうです。

東松山地区 ひさみ幼稚園 園長の峯先生

東入間地区 認定こども園谷津幼稚園 副園長の萩原先生と
きっと全てに意味があると信じて、今の私が伝えたいパワーを保護者の皆様にギブしてまいります。
今後ともどうぞご愛顧くださいませ。
お読みくださりありがとうございました。
