親の家の片付けは「物」だけでなく「安心」を整えること

最近は生前整理の問い合わせが非常に増えています。

30〜50代の方々は整理収納や片付けに対して意識が高く、自分や家族がより快適に過ごすため、私のセミナーや作業サポートのご用命も多いです。

一方で、同居している義両親や親の家について「使っていない物が多そうなのに、指摘するとトラブルになる」と言った声や、
逆に60〜80代のお客様から「片付けたいけど体力や気力が下がっているのでなかなか動けない」といったお悩みも多く伺います。

そういった中で親と子だけでなく片付けのプロも交え三者間で快適な空間づくりを実現させたいという依頼が増えているのが現状です。



シニア世代の出張サポート事例

先日、あるご高齢のご夫婦のお宅へ出張サポートに伺いました。 
作業中は、ご両親にはリビングでゆっくり過ごしていただき、
実際の物の出し入れや処分、収納作業は、私と同居されている娘さんで行いました。

まず第一段階で驚いたのは、
あれほど片付けに消極的だったご両親が、
「第三者である私が来る」と決まったことで気持ちが切り替わり、
書類関係を自ら整理し始めたことです。

銀行口座の中には、長年使われておらず凍結されていたものや、
タンスの奥深くにしまわれ、ご家族が把握していなかった保険関係の書類も多くあったということです。

金庫の暗証番号を失念されていたため業者に依頼するという場面もあったそうですが、
ご本人が元気なうちに一緒に確認し、手続きを進められたことが大きな第一歩だと感じました。

安全と暮らしやすさを優先した片付け

作業では、安全に歩行しやすい環境づくりを最優先に、
廊下や玄関などの通路に床置きされていた物を整理。

昔購入したヒールやビジネス用の靴は手放し、
普段使っている履きやすいクロックスやスニーカーを中心に収納しました。
お母様が「どんな場面でも使えるから」と低めの黒のパンプスを選ばれた姿も印象的でした。

傘やゴルフ用品、昔の習い事の道具なども一度見直し、必要な物だけに。

洗面室は、入浴や朝の身支度がしやすく、掃除もしやすいように物を最小限に。
食品や日用品のストックも、期限が分かりやすく、買いすぎない仕組みに変えたことで、暮らしの快適度が大きく向上しました。

突然の入院。でも慌てなかった理由

実はその後、ご主人がご近所で転倒してしまい、3ヶ月の入院となってしまうことがありました。
急な出来事でしたが、事前に片付けていたことで、

  • 入院手続き
  • お金や保険の準備
  • 必要な物の把握

がスムーズに進み、ご家族も慌てずに対応することができました。

片付けは、
お金だけでなく、時間や気持ちという人生の資産を守る行為です。

親も子も、安心してこれからを暮らすために。
生前整理は、未来への備えであり、思いやりの形だと私は感じています。 

素敵なレビューもありがとうございます。

人生は思っているより長くありません。
私自身、断捨離で300キロ手放した時、毎日をもっとご機嫌で生きたいと心に強く決意しました。
皆様の暮らしを一片でも快適に過ごすお手伝いができればと感じております。

何か困っていることがあればぜひお問い合わせお待ちしております。

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